自己愛性人格障害はモラルハラスメント加害者?その共通点とは

自己愛が強い人

自己愛性人格障害を持つ人の中に、モラルハラスメントの加害者が多いと言われています。
自己愛性人格障害の場合、一般的には理解出来ないような自己愛を持ちます。

 

モラルハラスメントのように他人を非難したり、自分を偉大化して相手を苦しめることがあるのでしょう。

 

モラルハラスメントの加害者と、自己愛の塊である自己愛性人格障害の共通点について考えていきます。

 

自己愛性人格障害は幼い頃から決まる場合もあります

 

自己愛性人格障害の中には、乳幼児期において親からうけたしつけや環境が大きな原因になっている人がいます。

 

それは例えば

  • 過保護
  • 過干渉
  • 愛情不足
  • 無関心

と言ったものです。

 

幼児期の育ち方が大きく関わる

 

生まれてから3歳くらいまでの間には、大人の愛情を受け止めて子供は成長しています。

 

その段階においての環境やしつけに問題があると、善悪の判断や人の気持ちが理解しにくくなります。

 

三歳くらいの間は、失敗がつきものですが愛情を注いで見てくれる相手がいると言う安心感があるので、大きくなっても失敗を恐れず立ち向かう精神力が培われるのです。

 

自己愛性人格障害の場合、愛情を受け止めてくれる人がいなかったり、失敗する度に激怒される経験を持つ人が少なくありません。

 

その為、精神的年齢においては未熟ですから、自己決定や自己判断が出来ないような人になっていくでしょう。

 

モラルハラスメントの加害者も、このように自己愛だけが生まれるシチュエーションに居た場合が多いのです。

 

自己愛性人格障害の行動について

 

自己愛性人格障害は、自分に肯定的な意見を持つ人を複数人連れて行動することが多いでしょう。
相手の中に自分の評価を見つけて生きていくので、必ず相手を必要とするのが特徴です。

 

相手がいない場合には、自分を賞賛してたたえてくれる存在がないので、相手がいなくては自分が成り立たないと思うようになります。

 

自分がその中でも一番すぐれた存在であると認識するので、自分よりも下であると判断した人に対しては、一切に興味を持ちません。

 

  • 話を聞かない
  • 無視をする
  • 自分の話に切り替える

などして周囲の目がいつも自分に注がれるように仕向けるので、誰かに遮られた場合には、不機嫌になるでしょう。

 

場合によっては人に優しくする行動も見られる

 

自分が優越感を得たいと言う気持ちが先行するので、自分の言う事を聞かせる為には、困っている人や弱者に対して時に優しくすることもあります。

 

見返りや評価を求めて、優しくする傾向にあるのです。

 

相手が、自分が助けたことに対してのお礼や感謝をしなかった場合には、態度を一変させると言う行動が目立ちます。

 

モラルハラスメントの加害者も同様に自分を一番に考えて、自分より下だと思った人間を切り離したり、バカにするような態度を取り続けるでしょう。

 

自己愛性人格障害の性格とモラルハラスメントの加害者

 

自己愛性人格障害は、自分の劣等感を追い払うような性格と優越感などの性格を併せ持っています。

 

他人よりいつも自分は下か上かを考えるようになるでしょう。

 

自分は他人から慕われていることを常に誇りに思っている傾向が強く、自分よりも下だと思う人間の意見は聞きません。

 

自分よりも下だとみなした相手からの意見には強く反発したり無視をしたり、怒りをあらわにすることも多いでしょう。

 

モラハラ加害者も自己愛が強いのが特徴

 

モラルハラスメントの加害者もそれと同様です。
自分より下だと思う相手については、まるでいないかのような存在で事を進めたり、周囲を巻き込んで相手にしないなどの態度に出ます。

 

皆から賞賛されれば気分がよく、批判されれば自分の全てが否定されたと思うような極端な性格を持っているのが特徴です。

 

モラルハラスメントの加害者も、自己愛が強いのでしょう。

 

自己愛性人格障害とモラルハラスメントの加害者は精神的に未熟

 

自己愛性人格障害とモラルハラスメントの加害者は、共通して言えることがあります。
それは、双方共に精神的に未熟だと言う点でしょう。

 

自分では優秀で一番偉い、何でも出来ると思っているので、初対面で行動力があったり話題豊富で魅力な人に思われがちです。
しかし徐々に、外見の魅力と中身の未熟さがアンバランスに見えていくことになります。

 

自分と他人の区別が出来ないままに成長してしまっているので、人の自分に対する評価が全てで、自分の価値だと思いこんでいる所が全く同じでしょう。

 

自己愛性人格障害の人もモラハラをする

 

モラルハラスメントの加害者は、自己愛性人格障害の人と同じような性格を持ちます。
ですから、自己愛性人格障害の人の中に、モラルハラスメント行為をする人が多いのでしょう。

 

生まれ持った性格や育った環境も大きく関係しているので、周囲がそれに気が付いて正常な性格にまで治していくことも大事です。

 

人の気持を理解しにくい共通点がある

 

このように、自己愛性人格障害とモラルハラスメントの加害者は共通点が多いのです。

 

特に乳幼児期に得られなかった愛情を大きくなってから周囲に求めようとすることで、自分の価値観を決めていくのでしょうね。

 

プライドの高さや自分が一番だと思う気持ちを重視するので、他人の気持ちが分かりにくいのです。