亭主関白とモラルハラスメントを区別するポイントとは

亭主関白

モラルハラスメントは夫婦間で起こりやすい問題です。
一般的にモラルハラスメントを夫から受けている場合には、生活自体が苦しくなったり、心の病を発症することもあります。

 

モラルハラスメントは、家庭内において妻や夫を支配していき、精神的に追い詰める手段なのですが、亭主関白とは一体どのように違うのかをまとめてみました。

 

亭主関白は昭和の親父の考え

 

亭主関白と言う言葉は、昔からよく言われています。
最近の若い人でも、亭主関白と言う言葉を知っている人は多いでしょう。

 

亭主関白は、夫が家庭内において威張っていることを言います。

 

よく昔から亭主関白の夫は、メシ、風呂、寝る、酒、など短い言葉しか妻に伝えずに、態度だけで相手に気持ちを分かってもらうようにすると例えられているのです。

 

しかし、最近ではこのような昭和の亭主関白の夫は減っていますね。
亭主関白の夫は、ご飯を出す順番、お風呂の温度や料理の味付けなどにうるさく、それに耐えたり従う妻も大変であったと言われています。

 

亭主関白は妻を苦しめるつもりはない

 

亭主関白の夫は、そのような気性なのです。
相手を苦しめようと言う感情は一切ありません

 

モラルハラスメントの加害者のように家庭内で一番偉いと思う、偉そうな態度を取るのは一緒です。

 

ですが、相手を貶めるようなことをわざわざしないと言う点では、違っていますね。

 

亭主関白とモラルハラスメントの一番の違い

 

亭主関白とモラルハラスメントの違いを抑えておくことです。
自分がモラルハラスメントの被害に遭っているのか、それともそもそも亭主関白なのかが分かるでしょう。

 

一番の違いと言えば、亭主関白は家族を大切にして皆の幸せを願っていることです。

 

一方でモラルハラスメント加害者は、自分の事しか考えていません
相手が幸せになるのを恐れたり、阻止しようとするのです。

 

家族の事を考えるか、自分の事しか考えないという違い

 

昔からよくある亭主関白は、態度こそ冷たいのですがしっかりと家族のことを考えています。

 

普段はぶっきらぼうで、指示も偉そうに出すのですが、いざとなったら心強いお父さんでしょう。

 

相手の気持ちに気が付くことも出来ますし、謝罪はしなくても、気持ちを何かしらの形で表します。

 

一方のモラルハラスメントの加害者は、自分が悪いとは微塵も思いません。
相手に感謝したり、遜った態度をすることも出来ないのです。

 

自分のミスを相手のミスにさせるのがモラルハラスメント

 

亭主関白の夫でも、間違いはあります。
時にはミスもするでしょう。

 

そんな時には謝ったり、違う方法を考えるなど一生懸命な態度が伺えます。
しかしモラルハラスメントの加害者は、自分のミスを相手のせいにするのです。

 

相手が悪いから自分がミスをしたと言うような態度で、自分の思い通りにならなければずっと不機嫌なままでしょう。

 

亭主関白の言葉には愛情がある

 

自分が気持ちよくなることしか考えていないので、家族が幸せになることは願っていません。
自分が優先で、何よりも自分が一番で居たいと思うのでしょう。

 

亭主関白の夫には、自分が偉いと言う考えはありますが、他人に敬意を表したり、妻にはしっかりと労いの言葉をかけるなど、愛情は豊富なのです。

 

自分のミスはしっかりと認めて、反省出来るのも亭主関白の方でしょう。

 

モラルハラスメントの加害者は妻を下に見る

 

亭主関白の夫は、一見偉そうにしていても、実は奥さんあっての自分だと考えています。
亭主関白に見せているだけであって、奥さんがいないと何もできなかったり、途端に弱くなってしまうのです。

 

しかしモラルハラスメントの加害者は、人前で妻の人格を平気で否定します。
見下した態度や、バカにしたような態度を取るので、周囲もそれに同調してしまう傾向にあるでしょう。

 

妻が自分を批判したり、違った意見を言えば怒り狂って不機嫌になり、無視をされる日々が続きます。

 

妻の幸せや、笑顔を見たいとも思いません。

 

とにかく自分が良ければそれで良しと言った性格ですから、亭主関白の夫とは、根本的に違った性格だと思って良いでしょう。

 

モラハラ加害者は被害者の心を常に傷つける

 

モラルハラスメントをしている場合には、妻の言う事に賛同したり、協力することは一切しません。
むしろ、妻が困れば良いくらいの気持ちでいることが多いと言います。

 

その為、被害者はこのような生活から、人格の全てを否定され自分自身の考えも無くしていくのです。
常に加害者に従っていれば良い、と言う考えに変わっていくでしょう。

 

モラハラ加害者と亭主関白は似ているようで全く違う

 

モラルハラスメントの加害者と、亭主関白とは、相手を思いやると言う点では全く違いますね。
亭主関白は昔からある言葉ですが、決して悪い言葉ではありません。

 

亭主関白とは、見せかけだけで妻が主導権を握っていると言うケースも多いのです。
しかしモラルハラスメントの場合には、そうはいきません。

 

完全に相手を支配して洗脳していくので、自分が中心であり妻は奴隷のような考えであることが多いのです。

 

愛情があるかないかと言う点でも亭主関白と全く違いますから、その辺りは理解しておきましょう。

 

最近では亭主関白と言う言葉が薄まりつつありますが、昭和の時代はこれが普通だったのでしょうね。