モラルハラスメントを受けたという理由で離婚することは可能なの?

離婚

モラルハラスメントを夫や妻から受けている場合には、人知れず悩むことも多いでしょう。
夫婦間の問題と言うことで、周囲に相談出来ないと言う人もいます。

 

このモラルハラスメントですが、その程度によっては離婚をしたり慰謝料を要求することも出来るでしょう。

 

ここでは、モラルハラスメントが原因となった離婚についてのお話をしていきます。

 

モラルハラスメントで苦しむ場合には別居から始めます

 

モラルハラスメントによって、相手から精神的な屈辱や圧力をかけられている場合には、徐々に精神面で崩壊していくのです。

 

日常生活においての正常な判断も困難になるので、一番良い方法はまずは相手から離れると言うことでしょう。

 

離婚までの準備として、別居を選択する人は多いですね。
別居をしたい人が働いている場合には、生活費に困ることはないのですが、働いておらず子供もいると言う場合には、婚姻費用分担請求をすると良いでしょう。

 

まずは別居をした方が精神的に楽になれる

 

婚姻費用に関しての条件などのやり取りを相手としたくない人もいます。
そのような人は調停を利用すれば、手続きを進めることが出来るのです。

 

調停は時間がかかります。
しかし、モラルハラスメントの被害に遭っている場合には時間がかかったとしても、別居して離れた方が精神的な面で良いでしょう。

 

冷静に相手の事を考えたり、互いの気持ちを確認する意味でも別居から始めたいですね。

 

夫婦間のモラルハラスメントの内容

 

夫婦間にモラルハラスメントが起こると、理由もなく無視し続けられたり、理由もなく相手が作った食事を食べません。

 

さらにミスをする度に加害者から舌打ちや溜息をつかれ、わざと大きな音を立ててドアを閉める、物を置くなどの行為に及びます。

 

相手に対してダメなやつ、バカなやつと言う言葉も飛び交うでしょう。
モラルハラスメントをする人は、暴力を振るわないパターンが多いですね。

 

さらに、外面は非常に良かったり、最初は優しいと言う特徴もあります。

 

夫婦間の被害者は少しずつ追い込まれていく

 

夫婦になって間もない頃は、互いに穏やかな生活を送っていたとしても、徐々に相手の行動がエスカレートしていくでしょう。

 

モラルハラスメントを受け続けていると、加害者が帰ってくるような時間に胸がドキドキしたり、自分が自分で居られなくなり鬱状態になると言います。

 

自分がダメな人、全部自分が悪いと思い込む節もありますから、モラルハラスメントであると気が付かずに自分を責めるようになるでしょう。

 

モラルハラスメントで離婚する場合には慰謝料も請求できます

 

モラルハラスメントを受け続けている場合、離婚によって慰謝料も請求出来ることがあります。
まずは話し合いをしたり、内容証明郵便等を利用して慰謝料を請求するのです。

 

勇気を出して行動することが大事

 

調停で慰謝料を請求したり、裁判にて請求することも可能でしょう。

 

話し合いは、モラルハラスメントを受けている側はなかなかやりにくい手段です。
しかし、証拠を残すと言う重要な話し合いです。

 

まずはモラルハラスメントによって慰謝料を請求したいと言う気持ちを相手に伝えなければなりません。

 

離婚調停によって慰謝料を請求したい場合には、家庭裁判所にまずは調停の申し立てをします。

 

調停日が決定してから、二回目までの調停を経て調停が終了になるのです。

 

モラルハラスメントが起こり、離婚調停にて慰謝料を請求出来たケースはたくさんありますから、諦める必要はないでしょう。

 

加害者が離婚したくない場合もあります

 

モラルハラスメントをしている加害者が、離婚に応じないと言うケースもあります。

 

自分はモラルハラスメントをしていない、相手が悪いのだと言う考えになりがちですから、素直に離婚に応じてくれないこともあるのでしょう。

 

法律で離婚が認められる条件

 

裁判で離婚をする為には、法律が定める離婚の原因が必要になります。

 

具体的な内容としては

  • 悪意の遺棄
  • 不貞行為
  • 3年以上の生死不明
  • 回復の見込みのない精神病
  • 婚姻を継続出来ない理由がある場合

に限るのです。

 

モラルハラスメントの場合、婚姻を継続出来ない理由の中に含まれますね。

 

慰謝料を伴う離婚として考えられていますから、離婚出来る可能性が十分にあります。

 

裁判や調停に備えた証拠集めの方法

 

裁判や調停で争う場合には、その証拠を集めておきたいですね。

 

確実な証拠を集める為には、モラルハラスメントを受けた日にちの記録や、ボイスレコーダー等を使用して相手の言動を記録しておくことが有効的でしょう。

 

証拠がある、ないで慰謝料を請求出来たり、出来なかったり、離婚がスムーズに進んだり、進まなかったりに分けられますから、離婚をする為の準備をしておくと良いですね。

 

モラハラで離婚は可能!早めの対策がおすすめ

 

モラルハラスメントを受けている場合には、離婚が出来ます。
もちろんモラルハラスメントの内容や程度にもよるのですが、モラルハラスメントを受けている被害者は婚姻を続けられなくなるでしょう。

 

モラルハラスメントは、暴力が伴わない代わりに精神的苦痛が続くことになります。
重症になると、うつ病に発展することもあるでしょう。

 

賢く離婚する為には、まずモラルハラスメントを受けていると言う認識を持つ必要があります。